智恵子のまち夢クラブ
智恵子のまち夢くらぶ発会 10周年記念
高村光太郎留学の地 芸術の都パリ研修
平成26年10月30日 パリ三日目は
終日ルーブル美術館を鑑賞。35万点を収蔵する
世界最大の美術館は短期日で全てを見る事は不可能。
現地ガイドの案内でハイライトを巡って鑑賞する。
美術館の初期の土台石の展示棟からスタート。ルーブルの長い歴史を
改めて感ずる。次に、古代、中世、近世の彫刻を鑑賞。
ギリシャ、ローマ時代の名作の説明を聴く。
特に「ミロのヴィーナス」「サモトラケのニケ」には
美の原点に触れたような気がした。絵画では、天才レオナルド・ダ・ビンチ
の「モナリザ」の神秘的な微笑みに魅力される。
ジョコンダ婦人が今でも眼の前にいて何かを話しかけて
くるような気がする。何回見ても、いつ見ても飽きないのが
名画なのでしょうか。私には謎ですね。
そしてラファエロ、ミケランジェロ、テッツィアーノ、ドラクロワ、デヴィット
レンブラント等名作大画が並び、まさしく美の殿堂の名に
ふさわしい作品ばかり。ルーブル宮殿を存分に使って
展開する最高の美の世界を堪能した。
ルーブル美術館は人類の宝と言っても言いすぎではないと思う。
夜はオペルガルニエでバレエを鑑賞。現代バレエだった。
あまりに前衛すぎて私にはよくわからなかった。
しかし終演の万雷の拍手の大きさには圧倒された。
十分くらい拍手が鳴り止まなかった。
芸術に対する認識の差が如実に感じた瞬間であった。
天井画はシャガールの絵。斬新である。