智恵子のまち夢クラブ   

智恵子のまち夢くらぶ発会 10周年記念

高村光太郎留学の地 芸術の都パリ研修

   平成26年11月2日 最終六日目 は

バスでベルサイユ宮殿へ。悲劇の王妃マリーアントワネットが

住んでいた所です。広大な宮殿と庭園は当時の王が

いかに強大な権力と財力を持っていたかが想像される。

内部は絢爛豪華な装飾であった。

特に、鏡の間はルイ王朝の栄華を象徴する王宮のシンボル。

言語別のイヤホンガイドで説明を聴きながら歩く。

権力の空しさ、栄枯盛衰の人間社会の歴史の変遷の流れに

思いを巡らす。午後はバスの着いたオペラ座からルーブル美術館を通り

セーヌ河岸を歩く。道すがら絵を買ったり、古本を買ったり参加者は

思い思いのお土産を買い求める。私はレトロ調のパリの風景写真を買った。

そしてボンヌフ橋を渡り再びサンジェルマン・デプレ協会へ。

それからレンヌ大通りをモンパルナスのホテルへ向かって歩く。

無事ホテルに到着し帰国の準備。夕方ガイドの木村さんが迎えにきて、

バスでシャルルドゴール空港へ。午後9時20分のJAL便で飛び立った。

帰りは偏西風に乗り12時間のフライトで11月3日午後5時に

成田空港へ到着。私は窓側の席だったので

シベリア大陸を離れ日本海へ入った時も

日本海から新潟上空を通過し福島県を横断していわき市小名浜

上空から海岸線を南下して九十九里浜から成田へ入るのが飛行ルートだと言う

こともよくわかった。成田へ着陸したときは正直安心して疲れが

どっと出たような気がした。帰ってきた。七泊八日のパリ研修は

あっという間に終わった。

今回の旅で一番感じたのは、パリは人間中心の街であるとうこと。

一人一人が自分の人生を自分の責任で精一杯のびのびと生きている。

そして過去の歴史と文化を大切に継承し保存しながら新しい

良い物を加えてゆく生き方。街中が博物館のような中で暮らして

いる。パリの人達は、日常的に文化、芸術に触れながら生活している。

願わくば、私達日本人も見習いたいと強く感じました。

とにかくパリはたくましい、世界中の思想、信条、生活、文化、芸術を

受け入れ、それを取捨選択して磨き上げ洗練させる。芸術の都パリの真価を

感じた旅でもあった。多少危険なところもあるが自分が気をつければ

いいことだ。私は貴重な体験をする機会に恵まれた。

感謝の気持ちを忘れずに、今回のパリの体験を

今後の人生の糧としたいと思います。

メルシー パリ。有り難う 

そしてどうぞよろしく、日本、福島、二本松。

ガイドでお世話になった、ムッシュムラカミの言葉を最後に紹介します。

人生は真剣に、そして、遊び心をもって!

2014(H26)11.12