智恵子のまち夢クラブ 
高村智恵子生誕130年高村光太郎没後60年記念事業
ほんとの青い空の下
「智恵子抄」朗読会
平成28年7月17日(日) 午前9時20分安達太良山の
奥岳ロープウェイ乗り場前に各地から一般参加の皆様、会友、会員が車に乗り合わせ
又はマイカーで14名が集合しました。
予定通り10時には薬師岳到着
さっそく会員の菅野さんの司会で開会しました。
代表熊谷の
念願の朗読会開会と
宣言し会員星さんの指揮で
全員合唱は
「智恵子抄」です。
雨の心配もあるので直ちにあらかじめ抽選した番号順に
朗読の始まりです。
ポスターで案内したとおり詩集「智恵子抄」の中から好きな一編を朗読します。
一番手は名取市から一般参加のNさん
「金」です。
←クリックで動画です。以下同じ。
青空ウオークの時も参加されました。
続いて会友日高さんは
「あの頃」です。

智恵子抄は全編朗読されているそうです。これは昭和24年の作品です。
三番目には会員星さん
「あどけない話」です。

一番朗読される作品かと思いました。
4番バッターは会友の斉藤さん
「もしも智恵子が」

これも戦後花巻での作品です。
五番手に一般のSさん
「風に乗る智恵子です。

先月の東京研修も参加されました。
6番目には最高齢代表のお父様
「あなたはだんだんきれいになる」

一番大きな声で朗読されました。
7番目には一般参加のBさん
「同棲同類」

昭和3年光太郎智恵子夫婦の生活の一端だったのかな?
8番目は会友の大石さん
「人類の泉」

この時期にふさわしいような光太郎の智恵子の思いがこもった作品でしょうか
9番目は会友木村さん
「レモン哀歌」です

着ているのもレモン色です。

10番目には代表熊谷です
「十和田湖畔の裸像に与ふ」です。

手にもつ詩集は初版本でしょうか
11番目に今日の司会菅野です
「樹下の二人」です。

会の別な面も合わせ持つ人です。
12番目は私
「山麓の二人」です。

療養中の二人が裏磐梯の思いでを詠んだもの。
13番目は会員の熊谷さん
「梅酒」です。

まさに今ごろ乾したい梅です。
14番目は欠席された方の予定されていた「値いがき智恵子」を
全員で
朗読しました。
この後岳温泉の空の庭リゾートに戻り昼食会。
感想を述べて貰いました。
一番多く出されたのはもう一度開いて欲しい。最高の場所だった。
心に沁み、一生の思い出になる。好きな誌を山で読めて良かった。
知らない漢字にも多く触れられた。雨にも負けず出来て良かった
皆さん朗読が上達した等々
自然の持つ力に普段の力量を充分達成した朗読会となりました。
この後風呂にも入り、個人美術館に立ち寄り
散会となりました。
2016.07.18
レポート 会員 野里
