智恵子のまち夢クラブ   

高村智恵子生誕130年高村光太郎没後60年記念事業

第12回智恵子生誕祭

好きです智恵子青空ウォーク

とき 4月17日(日)10時開会  ところ 智恵子純愛通り記念碑前

この日、あいにくの雨模様なので

開会セレモニーは智恵子生家前にしました。

定刻9時には恒例の「智恵子抄」を会員の星さんの指揮で

雨ふりの中一番だけ全員で歌いました。

その後代表の挨拶、コース説明行いました。

そして記念撮影を行いました。
二名ほど

足りませんが既に生家へ行ったのかな?

早速智恵子の生家と記念館を見学しました。



智恵子生誕130年・光太郎没後60年、記念の年なので

普段は上がれない部分も入れます。

智恵子の部屋への階段

ここを上がると智恵子の部屋です。

部屋の電灯の花柄の九谷焼のソケット

智恵子の特別注文でしょうか?

特別公開中で拝見することが出来ました。

記念館では本物の智恵子の紙絵の「菊」「小鉢」「青魚と花」など

数点が展示されておりました。

このように時々入れ替えますので、何時行っても新しい作品に

触れることができます。他には手紙、葉書など展示されております。

次は智恵子の母校油井小学校です。

今回は特別企画と言うことでお城山まで廻りますので

駐車場よりそれぞれ自家用車で、徒歩で来られた方は相乗りして出掛けました。

ここでは三本の銘木中心に説明です。

大銀杏、枝垂れ桜、始学の松で開校146年との事でした。

次は長沼家の菩提寺満福寺です。

ここには智恵子は眠っては居ませんが、祖父治助、父今朝吉、母セン、弟治助の墓があります

雨風強いので線香はお預けで

遠方の方、初めての方々に献花して貰いました。

次は鞍石山、智恵子の杜公園です。樹下の二人の石碑があり

晴れていると安達太良山、阿武隈川見えます。

この日の安達太良山は雲の中でした。

次はお城山です。

お城山体育館、テニスコートある裏手から

戒石銘ある駐車場目指しました。

そこへ駐車して戒石銘を眺め

少年隊群像のある大手門へ廻りました。

ここで少年隊の由来を聞き

ここから詩碑のある

展望台方向へ昇ります。

菊人形会場となる三の丸跡通り

智恵子の生家にあったと言う藤棚のしたを通り

樹齢300年の笠松を通り少年隊の丘目指します。

坂が一部急ですがそこを登ると

智恵子抄詩碑到着です。

ここは草野心平が設計した円形劇場の形になっておりました。

お天気さえ良ければ本丸跡の天守台昇る予定も

雨風諦め展望台へおりました。

土井晩翠の歌碑をみて観音丘陵遊歩道へ入ります。

途中東野辺薫の文学碑、万葉歌碑拝見し戻るように

中山義秀文学碑を見てお城山の絶景ビューポイントまわり

男女共生センターで昼食です。

昼食後は詩の朗読会です。

晴れていれば智恵子抄詩碑で行うはずが雨でこちらにしました。

初参加の皆さんに

用意された「道程」はIさん、「樹下の二人」Hさん、「あどけない話」は佐藤さん

「レモン哀歌」は会員で久しぶりに参加の日高さん

うた六種はNさんにそれぞれ朗読して貰いました。

その後麦茶飲みながら感想スピーチを

お一人ずつ発表して貰いました。

小野町から参加された方は智恵子抄を作曲した丘灯至夫の故郷で

二本松とは縁がある。「青空ウオーク」惹かれ参加した。

運動と朗読でき楽しかった。

腰痛で東京から来て7年目、生家も見られ二人の世界に触れられて

良かった。

北海道の広い空が好き、だが二本松も見直した。

中学の時に光太郎の詩に触れ興味をもった。

安達太良山にも登っていたが又参加したい。

80才で近所に住んでいてもお城山歩くのは初めて

参加して良かった。

休んでいたが暖かく迎えてくれて嬉しかった。

島根から参加の方はパリでご一緒して偶々仙台に来ていて

この企画見付けた。お城まで見られて良かった。

二本松に住んでいても智恵子、光太郎の事も

お城山も知らないことばかり、色々知る事ができ良かった

等々貴重な意見聞けました。

この後はラッキープレゼント抽選し

それぞれ全員もれなく賞品頂き散会となりました。

レポート 会員 野里