智恵子のまち夢クラブ
高村智恵子生誕130年高村光太郎没後60年記念事業
智恵子講座 2016
高村智恵子に影響を与えた人達パート2
第5回 「セザンヌとポスト印象派」
講師 後藤 學 さん(喜多方市美術館長)
とき 10月10日(月・祝日)10時開会 ところ 二本松市民交流センター
定刻10時 会員の菅野ミチ子さんの司会で始まりました。
代表熊谷健一から歓迎の挨拶、講師紹介して頂きました。
講師は喜多方美術館の館長後藤學氏です。
残念はパソコン不調でプロジェクターが使えないことです。
お話によるとパリでセザンヌと光太郎は足跡たどると一時期
同じ頃に、いた事になるそうです。
セザンヌはパリと田舎を行ったり来たりしていたとか。
その当時は日本へは絵の画法よりは
思想的な考えが先に日本へ入ったそうです。
そんな中セザンヌは展覧会へ何回も出展はしたけれど
なかなか評価されなかったそうです。
途中に絵の説明などあり
次々にしてくれ
描いてある皿や、人物の姿勢など、なかなか当時としては斬新だったようで
評論家の評判もそれ程良くなかったとか。
だがその書き方は多くの画家に影響与えたのは確かで
このリンゴの絵は画家の集まる真ん中の絵で
当時の画家に影響与えていた事等々
多くの人へ影響与えたのは確かな事のようです。
そして浮世絵など日本では評価されず、ヨーロッパで高い評価を得て
ならばと日本へ逆輸入した実業家の話や
今も残る松方コレクション、西洋美術館や大原美術館
箱根の、Pola美術館などの事など豊富な知識を披露されておりました。
なぜ海外の名画があるのか大変参考になりました。