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智恵子のまち夢クラブ   

智恵子講座 2023

テーマ「智恵子抄」全作品を熟読する」パート1

~その背景と意味を読み解く~

第4回 「樹下の二人」から「同棲同類」まで
(芸術精進期の作品)」

とき 2023年(令和5年)10月9日(祝) 午前10時
ところ 二本松市市民交流センター

1 パート1(前年度)のおさらい

1)高村光太郎と智恵子歴程
2)高村光太郎の美意識と芸術観
緑色の太陽、彫刻十箇条、自分と詩の関係、詩精神
3)「智恵子抄」以前の高村光太郎の主な作品
道程、獅子吼、光雲像
4)二人の実人生から生まれた詩を各雑誌に発表
5)詩集「智恵子抄」の誕生と背景
智恵子抄の50年参照
6)「智恵子抄」の予備知識
7)求愛期の作品「人に」から「郊外の人に」まで
8)熱愛期の作品「冬の朝のめざめ」から「晩餐」まで

2 「樹下の二人」(1923年(大正12年)3月11日作「明星」)

3 「狂奔する牛」(1925年(大正14年)6月17日作「明星」)

4 「鯰」(1926年(大正15年2月5日作「詩人倶楽部」)

5 「夜の二人」(1926年(大正15年3月11日作「驢馬」)

6 「あなたはだんだんきれいになる」(1927年昭和2年1月6日作「詩壇消息」)

7 「あどけない話」(1928年(昭和3年)5月10日作「東方」)

8 「同類同棲」(1928年(昭和3年)8月16日作「東方」

第5回 闘病苦難期の作品
(「美の監禁に手渡す者」から「或る日記」まで)

とき 2023年(令和5年)11月19日(日)午前10時
ところ 二本松市市民交流センター

1 この時期(昭和4年~18年)の智恵子と光太郎

・長沼家破産(昭和4年)
・光太郎三陸旅行智恵子変調(昭和6年)
・智恵子アダリン自殺(昭和7年7月15日)
・智恵子光太郎東北温泉療養(昭和8年8月24日から9月上旬)
・智恵子九十九里浜転地療養(昭和9年5月7日から12月20日)
・光太郎父光雲逝去(昭和9年10月10日)
・智恵子ゼームス坂病院入院(昭和10年2月上旬)
・智恵子入院中紙絵制作
・智恵子逝去(満52歳)(昭和13年10月5日)

2 「美の監禁に手渡す者」(昭和6年3月12日作「鬣」(たてがみ)


芸術家としての苦悩と悲哀、生きる事への矛盾と葛藤を吐露したのか?

3 「人生遠視」(昭和10年1月22日作「いしづか」)


智恵子の病状悪く光太郎の落胆と混乱を裏付ける

4 「風にのる智恵子」(昭和10年4月25日作「書窓」)

5 「千鳥と遊ぶ智恵子」(昭和12年7月11日作「改造」)

6 「植いがたき智恵子」(昭和12年7月12日作「改造」

7 「山麓の二人」(昭和13年6月20日さく「新女苑」

8 「或る日の記(昭和13年8月27日作「新女苑」


智恵子のいないアトリエでの光太郎の虚しい心情か?

第6回 別離追慕期の作品
(「レモン哀歌から「うた六種」まで

とき 2023年(令和5年)12月17日(日)午前10時
ところ 二本松市市民交流センター

1 智恵子の病を推察する

(ゼームスザカ病院院長斎藤玉男氏の回想分参照)
1)芸術上の葛藤 2)家族の破産(故郷の喪失) 3)身内の不幸と心労
4)子供と更年期 5)肉体的虚弱の無力感 6)理想と幻術の矛盾と絶望

2 奇跡の智恵子の紙絵

(ゼームスザカ病院で智恵子を同居看護した
姪宮崎春子氏の回想分参照)

3 智恵子天国へ(昭和13年10月5日 ゼームスザカ病院)

4「レモン哀歌」(昭和14年2月23日作「新女苑」)

5 「荒涼たる帰宅」(昭和16年6月11日作「智恵子抄」)


「婦人の友」7月号に発表する予定の作品を出さずに「智恵子抄」にいれた。

6 「亡き人に」(昭和14年7月16日作「新女苑」)


「亡き人に」が発表された後の昭和14年秋に龍星閣澤田伊四郎氏が光太郎「智恵子抄」を切り出す。

7 「梅酒」(昭和15年3月31日作「蝋人形」)


「梅酒が発表されたのを機に澤田氏は再び「智恵子抄」出版を交渉した。

8 「うた六種」(制作年不詳「いしづか」)


(万葉集などの長歌には反歌と言う物がありそれで意味を強めているから
後ろにつけるのは常識)

9 「「智恵子抄」より散文「智恵子の半生」

(昭和15年12月号「婦人口論」に彼女の半生ー亡き妻の思い出発表)

10 「智恵子抄」私見 ー人生の生きた教材ー


1)美の求道者の同志愛 2)日本近代化への生みのくるしみ
3)理想と現実の苦悩と葛藤 4)生命とひきかえに生まれた作品
5)三つ子の魂百まで(遺伝と環境) 6)摩訶不思議な人間世界

私の結論ー無償の愛こそ究極の美、たましいに聴いて生きるー

参加者 9名

 文責 野里