智恵子のまち夢クラブ   

会員勉強会2019

「安積開拓の地郡山市の
「歴史と文化を訪ねて」

7月21日、智恵子の生家駐車場に朝8時集合

あいにくの曇り空ながら

当日予定の9名が集合、この後二本松駅より一名追加

車2台に分乗し一路開成山公園を目指す。

予定では開成館の見学だが開園時間前なので、すぐ側の

開成山公園内の開拓者群像を見る。

1992年(平成4年)完成。

郡山市湖南出身の彫刻家三坂耽一郎の作品。

てっぺんの鳥は郡山市の鳥、郭公。群像には

安積開拓を象徴する人物と熊、猿、兎、鹿などの彫刻が彫られ

疎水からの水が流れている。10時になり

予定の開成館へ向かう。

開成館は明治7年区会所として建築

その後「福島県開拓掛」が置かれ郡役所、県立農学校、桑野村役場などに

使用されたそうです。

 

当時の蚕道具など飾り、久米正雄が使った8畳間が残っておりました。

久米正雄の祖父が桑野村村長だったそうで窓から出入りしたと

説明板にありました。

三階は明治天皇御在所で

一度はお泊まりになり二度目は昼食会場だった御在所が残ってました。

階段が急で、日本のお城を思い出しました。

建物は洋風には見えますが日本建築で当時の大工が苦労して建てたようです。

公園内には開拓者のための建物も残ってます。

縁側の障子紙は柿渋塗って保存良くしているようです。

全国から500戸が入植したそうです。

曇りで一日経過するのかと思いましたが外へ出たら霧雨が降っておりました。

次の見学地は葉山公園の滝です。

安積疎水の水が流れ落ちております。

この滝は2002年に「安積疎水麓山の飛瀑」として国の登録有形文化財に登録されました。

これで午前の予定終了で

昼食会場のホテルハマツへ向かいました。

ここで会員一名参加され洋食屋でランチを頂きました。

それぞれ思い思いの注文でした。

私はCランチでデザート飲み物はバイキングです。

サラダは二回、コーヒーも何回もおかわりしました。

さすがにデザートまでは手は出ません。

夏休み最初の日曜日大変混んでいる日でした。

他に和食、中華飯店などあるようです。

午後の一番目はこおりやま文学の杜です。

郡山ゆかりの出身の文学者の足跡が残されてました。

今回は馬場のぼるの特別展しておりました。

お隣は久米正雄記念館です。

休みとあって家族連れに賑わって居りました。

昼食時間に時間を取られ予定より遅くなりましたが

そこから市立美術館へ向かいました。

くまのパディトン展をやっておりました。

市内は何処でも65歳以上は無料でした。

夏の一日最後までのんびり廻りその後は

美術館併設の場所でコーヒータイムです。

ゆっくりとコーヒー、ミルクティー等頂き帰路につきました。

 文責 野里