智恵子のまち夢クラブ 第7回研修の度

智恵子光太郎ゆかりの群馬を訪ねる

平成23年6月19日(日)午前6時出発で

群馬県高崎市の土屋文明記念文学館を目指しました

一行28名最高齢88歳気分はいつでも青春

途中乗車の会員を広いながら

麦秋の高速道を快適に進み

和やかに自己紹介などしながら

記念館着は予定通り9時半

ここでは企画展で光太郎の原稿

智恵子の紙絵など今までにない原稿に触れることが出来た

彫刻では「手」が二点展示してあり

思いを新たににした

また紙絵では「蟹」の色が忘れられないが

それと対をなす作品見ることができた。

光太郎と群馬は縁が深い

父光雲は赤城神社を熱心に信仰していたようで

光太郎も何度も訪れている

智恵子も少なくとも2度はスケッチなどで

訪ねていたそうだ。

又土屋文明は歌人で文化勲章を受章していて

多くの文人と交流があり

複雑な環境で育ち功成り遂げて、名誉町民になった時が

一番嬉しかったそうだ

名残は尽きないがいつまでいては次の研修ができない

その前に腹ごしらへ、昼食会場へ急ぐ

その群馬会館昭和5年建築とある

煉瓦造りで元の群馬県庁なのだろう

日本一の繭の生産地

その偉大な力が煉瓦造りのビル

作り上げたのだろう

昼は黒豚とエビフライ、牛肉のランチ

スープが付き、デザート、飲み物付きナイフとフォークは

こんな時くらいだがゆっくり噛みしめた

この後はこのビルの向かいの県庁展望室

32回までエレベーターで登る

我が県庁つい思い出すが

みすぼらしくて恥ずかしくなるくらい立派

これも日本の中央に近く

偉大なる繭の力など恵まれた地形みて

つくづく裕福な土地と思った

展望室から南側板東太郎に大橋など

北側榛名山は見えなかったけど堀らしき

跡が見える。ここから遠い昔に話が弾んで

一気に智恵子と光太郎の芸術に対する考え方

捉え方、文化とか会話が弾む

脇で聞いていただけだが会員の並々ならぬ力を観ずる

次に目指したがの萩原朔太郎の記念館

直筆原稿などその後見ると真摯に原稿に

手を入れているのが見える

そんな時は誰もが綺麗な字など念頭には無いようだ

群馬は見所一杯で文学館などが多い

群馬県立近代美術館、歴史館とも併設で

一体が公園になっていて芝生に家族連れも多く

放射能の心配ないのがうらやましく思う

今回は美術館だけ拝見させて頂く

ロダンの考える人に似た彫刻、モネの睡蓮洋を問わず

明治以降の近代絵画多数あった

将来のフクシマ想定するような絵もありギョとした。

時間足りず延長した物の後ろ髪引かれる思いで

帰路についた

帰りのバスはそれぞれの感想も含めて

アカペラで東海林太郎、孫等とびだすなど

智恵子抄など合唱して無事9時半

生家の駐車場に戻った。